以下のような疾患や症状もありますが、これらの症状はMRIやCTなどの専門的な設備や特殊な知識を有した専門スタッフが必要となるため、当院では充分な治療が行えない可能性がありますので、専門的な医療機関を受診されることをお勧めします。
てんかん
てんかんは、脳の神経細胞の過剰な興奮(放電)が原因で、全身のけいれんや意識がぼやけるなどの発作が繰り返し起こる病気です。昔は子供の病気とされていましたが、現在では大人でもてんかんにかかるということがわかっています。また、人口の1%前後(日本では約100万人)がてんかんであるという統計もあり、決して珍しい病気ではありません。当院では充分な治療が行えない可能性がありますので、専門的な医療機関を受診されることをお勧めします。
アルコール依存
アルコール依存症をひとことでいうと、「大切にしていた家族、仕事、趣味などよりも飲酒をはるかに優先させる状態」です。具体的には、飲酒のコントロールができない、アルコールを摂取しないことによる離脱症状がみられる、健康問題等の原因が飲酒とわかっていながら断酒ができない、などの症状があらわれます。当院では充分な治療が行えない可能性がありますので、専門的な医療機関を受診されることをお勧めします。
発達障害(児童・成人)
発達障害はさまざまな先天的な要因によって、自閉症、学習障害、注意欠陥・多動性障害の3つの症状が見られる病気です。
発達障害の原因は脳などの先天的な異常で、親のしつけや、子供との接し方によってなることはありません。当院では充分な治療が行えない可能性がありますので、専門的な医療機関を受診されることをお勧めします。
摂食障害
摂食障害は主に食べることを拒んでしまう『拒食症』と反対に際限なく食べ続けてしまう『過食症』の2タイプがあります。この2つの症状2つが交互にあらわれるケースが多く見られます。摂食障害は女性、特に若い女性に多く見られます。摂食障害の原因は無理なダイエットやストレス、また思春期の女性の場合は体重が増えることに対する恐怖感が摂食障害の引き金になるケースがあります。当院では充分な治療が行えない可能性がありますので、専門的な医療機関を受診されることをお勧めします。